企業WEBサイト制作を依頼して完成するまでの流れは、独自のパターンが存在します。サイト作成の依頼は、当初の相談から契約事項、金銭面のやり取りなどに関して食い違いやトラブルなども少なくなく、だからこそ厳然とした契約やサイトの公開に至るまでの過程における見合わせ(校正・修正作業の段階で作成されたページを逐一クライアントに送付、確認、見合わせを行うなど)が重要なものになります。
多少の違いはあるものの依頼から完成までの流れは、問い合わせ→ヒアリング→提案・見積もり→契約→代金の支払い→作成過程におけるやり取り・デザインの提案→サイトの完成・公開→アフターフォロー・サイトの今後の継続といった流れになります。取り分け重要なのは、ヒアリングと代金の支払い、作成過程におけるやり取り・デザインの提案です。ヒアリングの段階で、作成会社はクライアントに対しサイトの目的、コンセプト、どのようなデザインにしたいかなどの細かな注文を聞き出します。
この段階から、クライアントはすべてを作成会社任せにするのではなく、デザインコンセプトはすべて自分で掌握し、サイト作成の技術面を委ねるといった意識が必要になります。すべてを作成会社任せにしてしまうと、サイトデザインはもちろん、内容に至るまで作成会社主導に進んでしまい希望したサイトとはまるで違うものになってしまう可能性があります。代金の支払いについては、会社によって異なり、例えば前段階で見積もり金額の50%を着手金として支払い、残りは完成時に支払うなどの方法があります。作成過程におけるやり取りについては、必要に応じてクライアントから原稿、素材の送付が行われます。